大正八年(1919年)創業者、石原鍋治は、伊勢・鳥羽の海産物や加工食品を扱う「石原商店」を開業しました。
「おいしい“伊勢海老”をおいしいままに、全国の食卓にお届けしたい」との思いから、鍋治は伊勢海老を生きたまま箱に詰めて発送する方法を考えました。
この地元の食材を遠方へ輸送し届けるというシステムは、当時としては大変画期的で
多くの企業様が視察にお見えになり、今の「産地直送」の先駆けと言われています。
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伊勢海老は威勢が良く、常に脱皮して大きくなってきます。古くより伊勢で獲れた海老は京の都へ運ばれました。
伊勢海老は開運につながる縁起物として大切にされてきたのです。

創業100年を越え
伊勢海老をさらに皆様の元へ

珍海堂は2019年に創業100年を迎えました。それを記念した商品として伊勢開運海老せんべいを新発売致しました。
伊勢海老は脱皮を繰り返し大きくなっていきます。
また、脱皮には自分が置かれている状況を変えていくという意味合いも持ち合わせています。
伊勢海老のように凝り固まった融通のきかない殻を脱ぎ去り新たな運勢が開ける意味を込めて伊勢開運海老せんべいと名付けました。
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当社では他にも、「伊勢海老の美味しさを一年中届けたい」という思いから
せんべいを始め、伊勢海老オイル、伊勢開運だし茶漬など数々の伊勢海老にまつわるオリジナル商品を開発・販売しております。
産地直送を日本で初めて全国へ送り出してから90年余り。私共珍海堂は色々なことをやってきました。やはり、基本に戻って伊勢海老を一年中皆様に味わっていただくことが一番だと思い、これからも商品開発に取り組んでまいります。
鳥羽の伊勢海老といえば珍海堂、と言って頂けますように、これからも精進してまいります。

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